ひどい人ごみの中、池袋のサンシャインに行った日、
友人Mが目を腫らせていた理由の「東京タワー」。
その日のうちに即買いしたけれど、今日読みきる。
さいしょの1/10位で止まっていたので、
正に読みきる勢いで読んだ。
本を買った日のブログに、
リリー・フランキーについて短くコメントを入れていたけれど、
この本を読みきって、今までとはまた違った見方になりました。
こういう人、ほとんどじゃないかな(笑)
幼少期のリリーさんに「へぇ・・・!」なんて興味を持って読みつつ、
やっぱりこの小説のママンキー、オカンがいい。
オカンのことを書いてんだから当たり前じゃイ笑い

男の人にとっての母親とはこういう存在なんだろうか、とも思うけど、
ほとんどを母親としか生活していなかった、
片親同然のリリーさんだったからこその感情? 
マザコンって印象悪かったけれど、
いい意味でのマザコンを賞賛したくなりました。
北野武も崩れてたもんね・・・おかあちゃんが死んだ時。

自分は母親として、苦労をしていないからか、母性にかけるのか、
まだ子供じみているのか、自己中なだけなのか。
子供に何かしてやりたい気持ちはもちろん有るけれど、
この身を犠牲にしてまでも尽くせるのかって言うと・・・

子供たちが大きくなって、あたしを母親としてどんな風に思うかな。
自分が母親に対して持っている感情は
決していいものばかりじゃない。
悪いものばかりでもないけどね。
まぁ、少なくとも下の息子をマザコンにする自信は無いです落ち込み
時代が違う。
環境が違う。
でもそれだけじゃない、やっぱり何かが違う。

母としての自分の有り方、考えれば考えるほど溜息が出ちゃう・・・

とにかく、リリーさんのマザコン天晴れ太陽

・・・もう寝なくちゃ。